2006年07月10日

W杯決勝 カンナバロ「カップと一緒に眠りたい」

20060710-00000009-maip-spo-view-000.jpg 前半22分、イタリア・カンナバロ(左)がフランス・ジダンと競り合う=五輪スタジアムで9日、森田剛史写す

 ◇代表戦100試合目で、最高の瞬間を味わったカンナバロ=イタリアDF・32歳

 高々とW杯を掲げたその瞬間、スタジアムに花火が鳴り響き、紙ふぶきが舞った。「今日はカップと一緒に眠りたい」。戦い抜いた主将は、その喜びをこう表現した。

 そのあふれる闘志は、チームを何度も救った。後半開始直後から続いたフランスの猛攻。ゴール前でのアンリの突進を何度も止める。175センチとセンターバックとしては決して恵まれた身体ではないが、そのハンデをまったく感じさせない。読みと思い切りのよさで身体ごと飛び込み、有力チームのストライカーたちを苦しめてきた。

 トニやジラルディノら新進気鋭のストライカーを擁し、イタリアは攻撃力が魅力のチームという前評判もあった。しかし、カンナバロが見せ続けた常に激しく、集中を切らさない研ぎ澄まされたプレーは、イタリア伝統の守備のすごみを際立たせた。

 32歳。覚悟を決めていた。「これが最後のW杯になるとわかっている。だから、チームメートに決勝トーナメントまで行けるよう協力してほしいと話していた」と準決勝後に明かしていたカンナバロ。代表戦100試合目で、最高の瞬間を味わった。【辻中祐子】

(毎日新聞) - 7月10日17時8分更新
posted by obaco at 17:08| WC2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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