2006年08月27日

母譲り?女子中高生の喫煙、吸わぬ親と1・8倍の差

kinen.png 両親に喫煙・飲酒習慣があると、その子供が中高生になって喫煙・飲酒する割合が、両親に習慣がない場合に比べていずれも大きく、父親よりも母親の影響を受けていることが、厚生労働省の研究班(主任研究者・林謙治国立保健医療科学院次長)の調査でわかった。

 林次長は「子供を指導する前に親を指導することが必要」と指摘している。

 この調査は、厚生労働省研究班が全国の中高生、のべ約32万4500人にアンケートし、1996年度から4年ごとに2004年度まで実施。今年度になって、林次長が再分析を加えた。

 04年度の調査によると、喫煙する母親を持つ女子の喫煙率は、喫煙しない母親を持つ場合の1・81倍で、飲酒する母親を持つ女子の飲酒率はそうでない場合の1・66倍。父親が喫煙や飲酒をする場合は、それぞれ、しない場合の約1・3倍だ。

 男子も、母親が喫煙・飲酒する場合はそうでない場合の約1・5倍で、父親が喫煙する場合の影響力よりも高かった。母親の影響の強さについて、林次長は「父親は家庭生活への関与が薄く、母親の方が接点が多いからではないか」と推測している。

 一方、喫煙する男子の両親の6割以上が、女子では両親の4分の3近くが、子供は吸っていないと思っている。飲酒の場合も8割近い父母が子供は飲んでいないと楽観的。林次長は「親の生活を正すことが、子供に悪い習慣を身につけさせない最大の近道」としている。

(2006年8月27日9時46分 読売新聞)
posted by obaco at 09:46| たばこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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