2006年10月16日

男性25%、女性5%に…厚労省、喫煙率目標値を設定

kinen.png 厚生労働省は16日、たばこを吸う成人を減らすため、2010年度までに達成すべき喫煙率の引き下げの数値目標を新設する方針を固めた。

 04年現在で男性43・3%、女性12・0%の喫煙率を、〈1〉男性30%・女性10%〈2〉男性35%・女性10%〈3〉男性25%・女性5%――以下に引き下げる3案を検討している。近く3案を厚労相の諮問機関・厚生科学審議会に示し、年内にも目標値を一つに絞って公表する。

 3案の目標値はそれぞれ、〈1〉「たばこをやめたい」と考える喫煙者がすべて禁煙できた場合〈2〉禁煙に自信のない人を除き、禁煙したい人がすべて禁煙できた場合〈3〉1997年調査の喫煙率を半減させた場合――から導き出した。

 喫煙率の目標は、適正体重や運動習慣、飲酒量などの目標を定めた00年度からの10年計画「健康日本21」の中間見直しを06年度中にも行う際に追加する。

 厚労省は、目標達成に向け、喫煙率が上昇傾向にある20〜30歳代の女性の禁煙や、民間企業と連携した建物内の禁煙を促進する。たばこ価格の値上げの機運を高めることも検討する。

 男性の喫煙率は下落傾向が続く一方、女性は01年以降、やや上昇傾向にある。欧米主要国と比べると、日本は男性の喫煙率が最も高く、女性は最低だ。

 健康日本21は、計画策定時にも数値目標が検討されたが、「個人の嗜好(しこう)品にまで国が関与すべきではない」との反対意見が業界などから相次ぎ、断念した。たばこ広告の制限などを盛り込んだ多国間条約が05年2月に発効したことなどから、厚労省は「数値目標に理解が得られる状況が整った」と判断した。

(2006年10月16日14時44分 読売新聞)
posted by obaco at 14:44| たばこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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