2006年10月25日

喫煙防止教育、低学年から 循環器学会がDVD配布へ

TKY200610250180.jpg 「今から始める喫煙防止教育」の小学校低学年用の一場面

 小さいころからたばこの害や禁煙の大切さを知ってほしいと、日本循環器学会が、喫煙防止教育用のDVDを制作した。全国のすべての小中高校、養護学校、大学・短大などに計約4万4000枚を無料配布する。同学会禁煙推進委員長の藤原久義・岐阜大教授(循環器内科)は「未成年で喫煙を始めるとニコチン依存症になりやすく禁煙が難しい。できるだけ早くたばこ問題の知識を身につけてほしい」と話す。

 DVDは「今から始める喫煙防止教育」(第2版)。小学校低学年(6分)、同中学年(10分)、同高学年(12分)、中学生・高校生(14分)、一般・大学生(17分)のそれぞれ向けに計5部で構成。2年前の第1版ではなかった小学校低学年用を加え、今春から始まった禁煙治療の保険適用など最新情報を盛り込んだ。喫煙率の推移などの資料編もある。

 厚生労働省研究班の調査(04年度)では、中学生で喫煙経験があるのは男子で約18%、女子で約14%。たばこの有害性や依存性を十分知らずにささいなきっかけで始める人がほとんどといわれる。

 このため、小さい子どもでもわかりやすいようにコンピューター・グラフィックスやアニメーション、病気や実験などの画像を使い、授業中に途中で止めて説明できるような時間配分にした。内容はニコチン依存症の仕組みや、がんや心臓病、美容への影響などたばこの害だけでなく、受動喫煙、規制が進む海外の状況や、禁煙治療法までを、対象のレベルに合わせて描いた。

 事業費は1500万円。一般の希望者は1995円(税込み、送料別)で購入できる。問い合わせは、少年写真新聞社(03・3261・4001)へ。

asahi.com 2006年10月25日16時03分
posted by obaco at 06:03| たばこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。