2007年01月20日

わが子探す肉親、続々と現場へ=大量殺人で「闇」浮き彫り−インド

20070120-04967449-jijp-int-view-001.jpg インド・ニューデリー近郊のノイダで、行方知れずとなった子供の写真を手に集まる人々。ノイダで昨年末、子供や女性の白骨遺体が相次いで見つかった連続殺人事件は、20日までに21人の遺体が確認された(17日)(時事通信社)

 【ノイダ(インド・ウッタルプラデシュ州)20日時事】インドの首都ニューデリー近郊のノイダで昨年末、子供や女性の白骨遺体が相次いで見つかった連続殺人事件は、20日までに21人の遺体が確認された。犠牲者は50人に達する恐れがあると伝えられている。犯行現場の容疑者宅周辺には連日、行方不明の子供の手掛かりを求める親たちが訪れている。

 この事件では実業家の男性(53)と使用人(36)が逮捕された。子供たちを誘拐し、暴行、殺害を繰り返したとみられている。

 現場周辺では、子供を探す親たちがわが子の写真を手に報道関係者に群がる姿がある。人々の多くは子供の失踪(しっそう)を長い間、警察に聞き入れてもらえず、非政府組織(NGO)など頼ることのできる救済手段もほとんどない状態だ。

 現場近くに住む男性スレシュさんは、2005年8月に当時10歳の息子が行方知れずになった。「警察は事件が発覚した後にやっと失踪届を受け付けた。それまでは金をよこせとばかり言われた」とスレシュさんは話した。

 隣接するニューデリーや現場から約700キロ離れたバラナシから消えた子供の手掛かりを探しに来た人もいた。地元紙によると、事件発覚後、440件の失踪届が受理されたという。

 児童保護活動を行うNGO関係者は、相次ぐ子供の失踪の背景に「警察の機能不全、連邦政府や地方政府の無関心、さらには、組織的な人身売買の存在など多くの『闇』がある」と指摘している。

1月20日15時0分配信 時事通信



インド版「羊たちの沈黙」女児ら連続殺害


 インドの首都ニューデリー近くのノイダで12月末、住宅街の排水溝から、女児ら17人の白骨化した頭骨などが見つかり、地元当局は近くに住む実業家モヒンデル・シン・パンデール容疑者と使用人のスレンドル・サティーシュ容疑者を、殺人などの疑いで逮捕した。2日付の地元紙や英BBCが報じた。女児らに性的暴行を加えた上で殺害し、排水溝に捨てたとみられ、地元紙などでは「『羊たちの沈黙』のインド版」と報じられている。女児らの遺体には胴体部分が無く、臓器売買目的の犯行の可能性も浮上してきた。

 事件現場となったノイダは、首都ニューデリーから車で1時間程度のウッタルプラデーシュ州北西部にある住宅街。逮捕されたパンデール容疑者の自宅裏手の排水溝から昨年12月29日、6〜14歳とみられる少なくとも17人の女児らの白骨化した頭蓋(ずがい)骨などを発見した。地元捜査当局は同日、パンデール容疑者と使用人のサティーシュ容疑者を、誘拐、強姦、殺人、死体損壊などの容疑で逮捕した。

 BBCや地元紙などによると、地元の実業家で名士だったパンデール容疑者は05年5月ごろから使用人のサティーシュ容疑者を近くの村に送り込んでは、女児や男児、若い女性を誘拐させていた。アラブ首長国連邦のカリジ・タイムス電子版は「羊たちの沈黙」に登場する天才精神科医で人肉食の嗜好(しこう)のある連続猟奇殺人犯「ハンニバル・レクター博士」とレクター博士の元患者で女性の皮膚をはぐ連続猟奇殺人犯の「バッファロー・ビル」のインド版と報じた。

 調べでは、サティーシュ容疑者は屋外で夜の礼拝を行っている子供を狙い、チョコレートや菓子を与えて誘拐し、パンデール容疑者宅に監禁。仕事を終えて帰宅した主人のパンデール容疑者が先に性的暴行を行い、次にサティーシュ容疑者が続いたという。暴行に飽きると被害者を殺害し、遺体を刃物で切断、自宅裏の排水溝に遺棄するという犯行を繰り返していた。

 捜査当局が確認した遺体数は3日までに少なくとも17体。しかし、いずれも胴体部分が発見されていない。BBCによると、捜査当局は、被害者の臓器を売買していた可能性もあるとみて、両容疑者と地元の医師1人の関係についても捜査を始めた。地元では、これまで少なくとも30人以上の女児が行方不明になっており、被害者の人数がさらに増える可能性もある。

日刊スポーツ [2007年1月4日8時18分 紙面から]



インド実業家宅の子供殺人、22遺体に…増える可能性


 【ニューデリー=永田和男】ニューデリー近郊ノイダの住宅街にある実業家宅を舞台とする殺人事件で、警察は31日までに子供や女性22人の遺体を発見した。

 近所ではさらに多くの子供らが行方不明になっており、犠牲者の数は最終的に30人を越す可能性もある。

 警察は、この家の主人、モヒンデル・シン・パンドヘル容疑者が性的いたずら目的で使用人のスレンドラ容疑者に命じて子供らを誘拐、自宅で暴行して殺害したとみて追及している。

1月1日3時7分配信 読売新聞



インド:民家に子供30人の骨 臓器売買目的か 誘拐と殺害容疑で住み込みの男逮捕


 【ニューデリー西尾英之】インドの首都ニューデリーに隣接するノイダ市の民家で29日、子供とみられる大量の人骨や体の一部が見つかった。地元テレビは30人分の頭蓋骨(ずがいこつ)が現場から発見されたと報じており、子供を狙った凶悪な連続誘拐・殺害事件に発展しそうだ。

 地元警察は民家の裏側に隠された袋から人骨を発見し、民家に住み込みで働いていた家事手伝いの男を子供の誘拐と殺害にかかわった疑いで逮捕した。民家の持ち主の実業家からも事情聴取している。

 逮捕された男は子供に対する性的暴行が目的と供述。しかし地元テレビは民家の周辺住民が臓器売買容疑で摘発されたことがあるとして、子供たちが臓器売買目的で誘拐、殺害された可能性を指摘している。

毎日新聞 2006年12月30日 東京朝刊
posted by obaco at 15:00| 特ダネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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